2011年10月07日

第10位 むしベストテン

五十嵐は昔、自分だけのベストテンなどを作って楽しんでいたそうなのである。それは、富沢一誠著「あいつのモンタージュ」に書いてあった。作曲に目覚めた五十嵐少年(青年?)は、さらに自分の楽曲のベストテンなどをつくって楽しんでいたそうなのである。

じゃぁ、僕だって楽しんだっていいはずだ。

僕だって、このイガブロを見に来る人たちの五十嵐ベストテンを知りたいし、五十嵐自身の今のベストテンを知りたい。五十嵐ファンでつくるベストテンみたいなものの、統計をとってみたいものだともおもうわけだ。

いままで、ベストテン番組にさんざんぱら出ていた郷ひろみだが、突然ベストテン番組に出なくなったことを記憶している。その理由は、「僕の曲に順位をつけるのは自分自身納得がいかない」というようなことだったと記憶している。

もちろん、その郷ひろみの主張に異論を唱えるわけではないが、一ファンである僕が、今のベストテンをつくったっていいし、僕の持ってないアルバムの曲や、僕がまだ聞き込んでいない楽曲だってある中、自分の知りうる曲のベストテンをつくって自分が楽しんでいるだけだからいいのだ。

音楽は不思議なもので、聴くタイミングでよくなる。僕が一番音楽を感性豊かに受け入れていたのは、小学校5年から大学3年ぐらいまでのわずかな青春期だ。やはりこのタイミングで聞き込んだ曲が上位に入ってくるのは、自分自身わかってはいたけれど、やはりそうなってしまったので、最近のファンの方々には、ちょっと違和感があるかもしれない。

「さっさと、ベストテン発表せんかーーーーい!」と思ってる方もいるかもしれないが、それを一気に発表してしまうと、ブログのネタは半月ともたないので、もったいぶって、じゅんぐり発表するつもりだ。途中で飽きてしまうかもしれないが、僕のノートにはベスト20までできあがっている。

僕は、まさに音楽に敏感だった時期が、テレビが歌番組最盛期だったのだ。特に、黒柳徹子と久米宏の「ザ・ベストテン」、堺正章と和田アキ子の「ザ・トップテン」、井上順と吉村真理の「夜のヒットスタジオ」がその時代を代表する歌番組だった。

テレビ評論のナンシー関が1980年代は歌番組の時代、1990年代はドラマの時代、2000年代はバラエティーの時代と言ったが、それは本当にその通りだと思っていて、僕が最も音楽に多感だった頃は、まさに歌番組の時代。

忘れ得ぬ70年代、80年代フォーク、ポップス全盛期なのだ。そうは言っても、その時代は、アイドル全盛期であり、演歌全盛期でもあったはずだ。でも僕はピンクレディー以降アイドルの音楽にシビれることはなかったし、杉良太郎以降演歌を好きになることもなかった・・・・・・

だけど、ベストテン番組に出ていた約半分はまちがいなくアイドルだったし、2〜3曲は演歌だった。残る2〜3曲が僕の青春フォーク、ポップス、ロックだったのだ。

それはいいとして、むしの五十嵐ベスト10といこう。

music.jpg
※五十嵐浩晃ALL OUT  ツアーパンフより

第10位  Music

五十嵐6枚目のアルバム「ディスタンス」のA面2曲目のナンバーだ。おそらく五十嵐最後のレコードアルバムではないかなぁ。ディスタンスは。僕はレコードでこのアルバムを買った。このアルバムが出た1988年はレコードからCDの過渡期で、僕が初めてCDというものを手にしたのは、1989年だった。これはまちがいない。僕が浪人していた頃だったから。

とにかく、「ディスタンス」は、3年のブランク後の五十嵐復帰第1弾アルバムで、もう五十嵐はミュージシャンをやめて、赤間さんをたよって札幌WESSにでも再就職しているのではないか?と思わせるぐらいの時期だったのだ。

レコード屋でディスタンスを見て、今までの五十嵐のポートレイトを全面に出したジャケットとは異なる「絵」のジャケットを見て、うれしいと同時に、少し残念な気がしたのを覚えている。僕は五十嵐の音楽だけではなく、五十嵐の生身の全体のファンだったのだ。

五十嵐が「大人のサウンド」に脱皮していたのは、ガールフレンド、オレンジの世界地図を聴いていたので、覚悟はしていたけど、ディスタンスもまさに大人のサウンドだった。

その中でこの「Music」ははじけていた。

歌詞はこの後、五十嵐と長くコンビを組むことになる小林和子さん

小林和子のwikiをみると、トップアイドルや有名なミュージシャンに歌詞を提供している作詞家であることが分かる。wikiの中で知っている曲といえば、トシちゃんの「恋はDO」、「グットラックLOVE」、「哀愁でいと(訳詞)」ぐらいだけど。

この五十嵐のMusicは、musicという音の響きにのせて、とにかくその情熱、湧き出すメッセージ、自分のすべてをガーーーーーーーーーーって伝えるのだ、という曲だと思う。

「僕のすべてすてて」「世界中のビート」「心にあふれ出す」「夢を形にして」。なんだか、モリモリっと、ポコチンが・・・・ではなくて、元気が湧いてくる曲ではないか!

この曲を聴くタイミングは、落ち込んだ時、疲れている時、なにをやってもうまく行かないとき、仕事などで暗中模索な時、そんな時だ。

そうすれば、なんか勇気がでてくるではないか!

みんなは、この曲を聴いて、元気を出せばいいと思う。
僕のすべて捨てて、世界中のビートをのせて、夢を形にしようぜ。

一度きりの人生。自分の考えたヘンテコリンな発想を、実際に行動しなかったとすれば、それはきっと後悔する。そんな後悔を繰り返してきたとすれば、このmusicを聴いて、やってみればいい。







※しばらく出張となりました。来週末まで更新やコメント等ができないこともあると思います。
posted by むし at 01:14| 北海道 ☁| Comment(11) | 楽曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
「music」いい曲ですねえ。1989年、自分が大学生の時、久しぶりに発売になった五十嵐のCDを購入して繰り返し聴いたのを思い出しました。とにかくうれしかったことを記憶しています。でも、曲調が変化していて、少し違和感も感じました。
Posted by まっちゃん at 2011年10月08日 08:24
むしさん、こんばんわ。m(_ _)m

ベストテン、良い企画ですね。(ワクワク)
そこで10位が「Music」意外な感じがしました。

実はわたし、意外と五十嵐さんが作るアップテンポな曲が好きで
とはいえ一番好きな「ブルージェネレーション」は
(私の1位は、このタイミングで書いちゃ駄目だね)
アップじゃないかもしれないけれど、
「Music」とか「風のデュエット」とか「二人だけのx'mas」は
どうしても「ディスタンス」のアルバムでは心弾ませてくれます。
特に復帰第1作の「サマー・トワイライト」の後なので
余計に「Music」はインパクト大なのかなぁ〜。♪

ちなみに今思う私の10位は・・・難しい。(笑)
「初恋の街」かなぁ。「レイニー・ハーモニー」も好きだ!
「雨のダンスステップ」もいいし「Memory of Summer」も!!
考えてみると、ベストテンって難しいですね。
むしさんのベストテン、妄想しながら楽しみま〜す。(#^.^#)
Posted by たかやん at 2011年10月08日 22:49
むしさん、こんばんわ

ベストテンですか、難しいですね…

私は選べないですね〜イントロ流れただけでぎゅっと心をわしづかみされる曲いっぱいありすぎで、アップテンポの曲も好きですが、お風呂で歌う定番ソングは家路だし、アルバムだとノーザンシーンになるかな…

ああ〜やっぱり選べません!!

むしさんのベストテンたのしみです〜♪
Posted by まだみん at 2011年10月09日 01:04
こんにちは。ベストテン、この先を楽しみにしています。

私もベストテンはなかなか選べませんが、好きな曲のなかのひとつに「君の夢をみた」があります。
…というのはネタ振りです。
昨日の朝、五十嵐さんがTVCM出演!という夢をみました。何のCMかは分かりませんが、五十嵐さんが友人たちと草野球をして、そのあとみんなでワイワイ〜という内容のCMでした。で、その草野球シーンを私の実家(青森!)のすぐそばの中学校のグラウンドで撮影していて、偶然その横を私が通りかかって、携帯で一生懸命に写真を撮ろうとするけどうまくいかず…という夢でした。

実はむしさんが五十嵐さんはWESSに就職したのでは…と思っていたころ、私は夢を見たのです!
突然、夢に五十嵐さんが出てきて「MAY、俺、歌手やめるわ。普通のサラリーマンになるから」というのです。翌日、大慌てでWESSに電話したら、運よく赤間さんがいらっしゃって「五十嵐さんの活動予定は?」と聞いたら「アポロンに決まって、レコーディングとかしてる」と。で、すぐにアポロンに電話して、電話に出た女性に「五十嵐さんのことがききたい」といったらディレクターさんに電話をつないでいただきました。しばらくお話をし、リリース予定などを教えていただいたあと、ディレクター氏に「で、あなたはだれ?」と聞かれ「ただのファンです」と答えたら絶句されました。最初に名前は名乗りましたが、特に「ファンです」とは言わなかったし、まだ一般にはアポロンに移ったことが知られてなかったので、音楽関係者かなにかと思われていたようで…。
あとで雑誌や「徹子の部屋」で、本当に就職試験を受けていたことを知りびっくりしました〜。
むしさんは「虫の知らせ」ってないですか?
Posted by MAY at 2011年10月10日 12:46
こんにちは〜。
たかやんのブログに浜松のライブの模様を書き込みしておきました。
よければご覧ください〜。
Posted by MAY at 2011年10月16日 14:17
まっちゃんさんへ

すみません、しばらく出張で山の中での仕事だったもので、お返事できなくて。
まっちゃんさんは、まさに僕と同じ経験をしてるんですねぇ〜。当時僕は予備校生。翌年大学生となるのが1989年です。ディスタンスはそんな気持ち的にも不安定な時期にリリースされました。
待ちに待った五十嵐アルバムでしたが、僕もまっちゃんさんと同じく、今までのサウンドとは違う雰囲気に、少しガッカリしたものです。
その中で「変わらない」感じのしたmusicにとても思い入れがありました。でも聞き込んでいくうちに、だんだん全体的に良くなっていき、変わった五十嵐を受け入れることができたんですね。
Posted by むし at 2011年10月17日 04:27
たかやんへ

おおっ!たかやんベストの数曲を挙げてくれてありがとうございます。
僕のベスト10は、たかやんのと比べて、そーとー古そうです(笑)。
でも、同じ五十嵐ファンのフェイバリットソングを教えてもらうのは、とてもいいですね。いままで、気にもとめて無かった曲を聞き込むキッカケになります。
たかやんベスト1は「ブルージェネレーション」ですかぁ〜。たかやんブログにもなり染めが書いてありましたねぇ!
僕も聞き込んでみます!ブルジェネ!
ディスタンスの曲は、なんか耳につく曲が多く、ふとした時に口ずさんでしまうような感じですね。
でも、大学生以降は、何かしながら曲を聴く・・・というスタイル(BGM的な)に変わってしまった僕なのです(すべての曲に対して)。
それまでは、ヘッドフォンで、歌詞カードながめながら、集中して聴いていましたから、曲のタイトルや歌詞がすぐ出てくるんですけど、何かしながら曲を聴くと、タイトルが出てこなかったりもするんですよね。
たかやんの第10位。うーん。僕のベスト20には入っていない・・・、ってゆーか、知らない曲もあるので、またそれらの曲を入手して、聞き込む楽しみが増えましたよぉ〜!
10位ってけっこう微妙で、角度を変えるとベスト1になりうるような順位です。
Posted by むし at 2011年10月17日 04:42
わぁ〜、まだみんさんのその感じ・・・僕と同じなんですけど・・・。
ノーザンシーン、これは僕が少ない小遣いから買った、思い入れのあるアルバムですね。リピートして聴いた回数は、おそらく僕もナンバー1でしょう。
五十嵐は、アップテンポ、スローテンポの両極の曲が人気があるような気がします。その中で、どっちつかずのボサノバ的な曲が五十嵐の真骨頂だと思うんですけど(たとえば、インディアンサマー、サマートワイライト、フォギーナイト)、やはりベストとなると、けっこう両極のアップテンポ、スローテンポとなってしまいますね。
音楽って、やっぱりタイミングで変わってくるんで、今回のは最近のベスト10であって、数ヶ月後には変わってますね。まちがいなく。
Posted by むし at 2011年10月17日 04:49
MAYさんへ

ライブのレポートありがとうございました!読ませていただき、なんか、すべて想像できる・・・というか、帯広ととても似た状況にニヤけながら読ませていただきました!たかやんブログにて、後でコメントさせていただきます!

「むしの知らせ」・・・これはありますよ。僕からのお知らせではないですよね(シラぁ〜)。
これは、人間というか、生物の不思議な部分で、科学では説明できないものですが、僕は信じますね。
多くは「遠方にいる家族や夫婦の死」が突然フラッシュするような感じを想像しますが、そこには家族や夫婦にあるような「愛」が、科学的に不可能なことを可能にさせてしまうわけです。

MAYさんの五十嵐愛は、すでにファンの領域を越えてます(笑)。むしの知らせは、自分の脳裏に浮かんだことが、現実としてそうであった・・・・ということですが、MAYさんの想像どおり、五十嵐が再就職しようとしていた、なんて、これはただの偶然ではないです。

しかし、僕のWESS、赤間さん・・・という連想も、MAYさんと同じだったとは、これまた驚きでした(笑)。さらに、WESSやアポロンにまで電話を入れるというその根性!スゴイの一言ですよ。

「アンタ誰?」ってw「ただのファンです」・・・「ギャッフン!」ってのは、これは漫画です(笑)。

でも徹子の部屋に五十嵐が出ていたとは、知りませんでした。しかも、そんな時期に。是非見たいですね!
Posted by むし at 2011年10月17日 05:05
むしさん、お帰りなさい〜。
浜松ではライブの前に観光したり、名物(うなぎ、餃子)を食べたりと楽しく過ごしましたが、やっぱり東京でライブして欲しいです。
浜松でも「この前、帯広でライブやった時も…」なんて話もしていました。何の話だったかは忘れましたが(オバサンなので許してね)。

当時、母親に「五十嵐さんが“徹子の部屋”に出るんだよ」と言ったら「え〜?あれって有名な人が出る番組でしょ?」と言われたことを思い出しました。失礼なオバサンです!我が家のどこかにビデオがあるはずなのですが…&こ〜ゆ〜ビデオを少しずつDVDにコピーしなければ、とおもいつつ全く手をつけてません。やばいなあ…。
Posted by MAY at 2011年10月17日 13:03
MAYさんへ

ただいま。

いいなぁ〜、浜松のウナギ、餃子!
やっぱり遠出するなら、たのしまなくっちゃね!
浜松は、ウナギに餃子、楽器やバイク・・・静岡には美味しい酒蔵があるし、おでんや魚など・・・うーん。これに五十嵐ライブがあるなんて、最高ですね!
帯広ライブの話題も出ましたか!静岡の人なら、「帯広ってどこだ?」って感じでしょうけど、五十嵐の印象に残っているってのは、帯広人として嬉しいですね!

MAYさんのお母さんへ別に失礼じゃないですよ!僕らが若いミュージシャンを知らないのと同じですからねぇ。それにしてもMAYさんのビデオテープはきっとお宝の山にちがいない!youtubeにアップとなると、やはり版権が気になるでしょうから、そこまでは望みませんけど、DVD化して是非楽しんでくださいね!ビデオなんて最近めんどくさくて見ませんけど、昔のテープを改めて見ると、見入ってしまうものですよねぇ〜
Posted by むし at 2011年10月19日 01:47
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