2011年10月19日

第9位 むしベスト10

結論から言うと、僕は人間がとても小さな奴なのだということです。

コンビニに行き、ヤキソバを買おうと、前に一人だけいたレジに並びましたら、前の方が時間がかかると見えて、レジの店員さんが「お隣へお並びください」と。
隣は3人くらい前に並んでおります。でも、良くあることですので、何の不満もなく並びました。ところが、僕の前の方がまた時間がかかる用件です。先ほど振られたレジを見ると、前の方の用事は済んでいて、本来なら僕の後になる人がレジにかかっておりました。それは別にいいのですが、僕の前の人はさらに時間がかかっております。最初に振られた隣のレジの店員さんが、気まずそうに、こちらへどうぞと。心苦しかったのでしょう。僕のオーダーをかなり間違えてしまって違うものを袋に。
僕は少しだけ怒ったような口調で、「コレは違う、コレとコレ」と言いました。

もちろん、怒鳴ったり、ハッキリした怒りを表したわけではないのですが、たしかに「イラついた自分」がそこにいたのです。

コンビニのレジの順番ごときで、しかも5分もたたない程度の時間で、なんなんでしょうね。
笑顔で「よくあることさ」と気まずそうな店員さんに、なぜ言葉をかけてあげられなかったのでしょうか。まるで横柄なオヤジですね。


それから・・・・・

私は個人で会社をやっているのですが、9月決算なので税理士さんと決算結果を精査したのです。税理士さんの知っていた税制の情報が間違っており、僕は38万程度余計に税金を払わなくてはなりませんでした。前のコンビニの件もあったので、勤めて平静を装い、平謝りする税理士さんに強く迫ることはしませんでした。

でも、税理士さんが帰った後に、メラメラと怒りがこみ上げてくる自分がいたのです。決してサギにあったわけではありません。それに震災に1円も寄付していない僕が余計に税金をとられ、それが震災などに役立つのであれば、それでいいのに。

そのあと、こんなことがあったんですと、同業者の同じく一人親方に電話で話しました。すると「俺はわざと税金が多くかかる方を選んでいる。会社なんだから税金を多く払った方がいいんだよ、社会のためになるではないか」と言うのです。

この人間的な差。

僕は余計に税金を取られたり、レジの順番が後回しになったことに落ち込んでいるのではない。

僕は自分のあからさまな小ささに落ち込んでいるのだ。


そんなときは五十嵐のこの曲でも聴いて、でっかい人間になろうではないか。
そんなことでむしベスト10の第9位!

幸せ色の涙.jpg
※国際楽譜出版社 「五十嵐浩晃のアルバム」より

第9位 「幸せ色のなみだ」


僕はこの曲が好きなのだ。五十嵐2ndアルバム「ナチュラルロード」B面5曲目のナンバーだ。アルペジオのギターのあと、ラジのコーラス。コレでイってしまった。
この曲は五十嵐バラードの中でも、かなりあからさまなバラードだけど、僕は中学校の時、何度も何度も聞いて感動したものだ。あからさまなバラードとしては、「心をこめた愛のしらべ」、「レイニーハーモニー」などがあるが、僕は「幸せ色のなみだ」だ。

この曲はA〜Eメロまである贅沢な曲だ。そのくせ、1番しかないとても謙虚な曲なのだ。通常はAメロ、Bメロ、サビの3つで曲がつくられることが多いのだが、この曲はA〜Dメロとサビの5つのパートから成っている。

そして「青い空をかけたくて、白い雲にのりたくて」で変調している。この変化が良く、♪だけど君は僕を♪のところで鳥肌が立つようにできている。5メロもあるので、1番しかないにもかかわらず、この曲は3分近い。「なぜ2番をつくらない?」

LPナチュラルロードのB面の全曲の合計は17分半程度だ。LPレコードの片面は30分収録できるのに、1番で終わっている。惜しい。

この曲の作詞は五十嵐本人である。このストーリーはナゾが多いが、♪ぼくは君を・・・♪は、プロポーズのような、愛の告白である。ところが、♪だけど君は僕を・・・♪君は僕をどーしたのだ?
その後涙を流して、♪一人だけの世界へ♪となることから、きっと別れたのだと思う。

ここで問題なのが、一人だけの世界へ行ったのは、僕なのか、彼女なのか・・・・・それは分からない。だけど、♪幸せ色のなみだとてもきれい♪となる。ここで頭がこんがらがる。

僕が一人だけの世界へ行ったとすれば、彼女が幸せになって(他の男と結婚など)、彼女の幸せ色の涙がとてもキレイだということになる。
彼女が一人だけの世界へ行ったとすれば、誰が幸せ色の涙を流すのだ?でも、間違いなく、幸せ色の涙は彼女の涙だ。男である自分の涙がキレイに思えるわけがない。
だから、彼女が誰かと結ばれて、未練が残る五十嵐に対して、幸せ色のなみだを流したとしておこう(ってことは、彼女が二股をかけていたことにもなるのだがw)。

それはそうと、ツッコミを入れたくなるのは、この部分ではない。これはこれで、イメージの世界だからいいのだ。

♪とてもちっちゃな願いと 人は言うけど♪
その願いとは・・・・・

♪青い空をかけたくて 白い雲にのりたくて♪

ドでかい夢じゃねーか!

誰だぁーーー!ちっちゃな願いなんてツッコミを入れた人は!


こんなことを書いていると、名曲が台無しになってしまうので、もうやめておく。

とにかく、五十嵐のシンプルにいい曲だと思っていて、僕は大好きだ。
これはディープパープルにも言えるけど、五十嵐の良さは「俺じゃダメなんだね」って感じの切なさというか、哀愁というか、そのあきらめ感がメチャクチャ哀しくていいのだ。

この幸せ色のなみだには♪だけど君は僕を−♪の後にGm6というコードが使われていて、このコードが曲全体の哀愁を増している。

僕は「バイバイ」「幸せ色のなみだ」「アーリーサマー」「Blue Moon」のように五十嵐の弾き語りによる小曲が好きで、ギターの弦がこすれる音がとても心地よいと思う。セイリングドリームから、序曲という感じで小曲が入ったが、そよ風の頃の「アーリーサマー」で復活して嬉しかった覚えがある。

何度も書いているけど、僕は五十嵐の弾き語りが好きで、弾き語り&コーラスの曲がもう少しアルバムに入って欲しいと願っている。

9-10得点板1.jpg

幸せ色のなみだとてもきれい。

ちなみに、僕は41年の人生で一度たりとも「うれし涙」を流したことがない。
死ぬまでに一度、流してみたい・・・・・・・

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posted by むし at 01:32| 北海道 ☔| Comment(10) | 楽曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
「しあわせ色のなみだ」が9位とは、意外でした。でも、自分も好きだなあ、この曲。自分は1969年生まれなので、この曲が出たのは、小学校5,6年生の時期だと思います。でも、そのころは、五十嵐にはあまり興味がなく、中学校、高校へと進学。高校の学校祭に五十嵐が来て、たくさんの曲を聞くことができました。「ペガサスの朝以外にも、いい曲を歌う人なんだなあ。」と思い、中古のレコード店でアルバムを買いあさりました。そして、「幸せ色のなみだ」を何度も聞いた高校時代。この曲の途中に、涙ぐんで歌う場面が印象に残っています。
Posted by まっちゃん at 2011年10月19日 20:03
むしさん、こんばんは
ちゃんと気がついて反省するひとは小さい人間ではないと思います。私は気がつかずずっと後になってああっと落ち込むKYなのでむしさんはえらいな〜と思います。

「幸せ色のなみだ」が9位ですか、まっちゃんさんと同様以外ですね、30年前ならこの曲は私は選ばなかったかも、好きな曲だけを自分で編集したテープ作って聞いていましたがこれは入ってなかったので、いま新鮮な気持ちで聞いてます。

むしさんがお持ちの楽譜集と違う会社のを3冊持ってるんですが会社によってコードが違うんですよ、楽器弾かないのでむしさんのブログ読んで始めてくらべてみて気がつきました

それにしても、まっちゃんさん高校の学校祭に五十嵐さんが来たなんてうらやましい
Posted by まだみん at 2011年10月19日 23:00
まっちゃんさんへ


1969年生まれ。僕と同じです。
僕は小学校高学年ぐらいから、五十嵐を聞き始めました。だけど、ナチュラルロードのアルバムを中古レコード店(札幌4プラレコーズ・レコーズ)買ったのは、おそらく中学生ぐらいだと思います。なんだか、まっちゃんさんと同じような体験をしてるんですね、本当に。
五十嵐が涙ぐんで歌うんだから、けっこう思い入れのある曲だったのかもしれませんね。
とにかく、一生懸命うたっているんですよね、五十嵐って。
それにしても高校の学校祭で、五十嵐を呼ぶなんてスゴク羨ましいです!でもぼくらの高校時代って、1985〜1988にかけての五十嵐の活動停止時代とかなり重なるので、その前後の微妙な時期か、もしくは活動停止時代に学祭などには出るみたいな感じだったのでしょうか。
でも「幸せいろのなみだ」好きな曲だなんて、なんだか嬉しいですね。ありがとうございます!
Posted by むし at 2011年10月20日 10:08
まだみんさんへ

>ちゃんと気がついて反省するひとは小さい人間ではないと思います。

救われますよ。そう言っていただいて。でも気づかぬうちに、いろんな人に失礼している、相手の厚意に気づかないようなことって、まだまだ一杯あるような気がしますね。

意外ですよね。この選曲は。やはりこのようなストレートなシンプルな曲ってのは、まさに思春期だった中学生のハートに刺さるような感じなんですよね。聞き込んだ時期、タイミングによって様々だと思いますよ。

>いま新鮮な気持ちで聞いてます
コレ!これがいいのです。僕も他の人が取り上げる曲をまた新鮮な気持ちで聴きたいと思っていて、他のファンの人が好きなら、聞き流していた曲も再発見するようなことってあるんだと思います。
まだみんさん編集のマイフェイバリットを知りたいですね。けっこう僕と重なるかもしれません。8位以上を楽しみにしてください。8位以上は本当は全部1位にしたいぐらいなんです。

おお!楽譜3冊も・・・。今回画像をのせた「国際音譜出版社」は、実は今年に入ってから、ヤフオクで落としたもので、当時もっていた楽譜は違う楽譜で、kmpという楽譜メーカーのもので、五十嵐が雪の砂川駅に立っている写真があるものでした。同じく「ノーザンシーン」と「ナチュラルロード」を納めた譜面です。今持っている国際音譜出版社の方の譜面は、間違いもけっこうあるんですけど、kmpにはのっていない微妙なコードもかなり入っているので、かなり気に入っている譜面ですね。

五十嵐の譜面は「セーリングドリーム」のアルバム1枚だけ収録したものも出ていたはずですが、時期を逃してしまって、欲しいと思っても手に入りません。まだみんさんはもう1つ持ってるということですよね。ピアノのものかな?

でも、楽器をやらないのに、譜面を買うとはまだみんさんの五十嵐愛はスゴイですね!


Posted by むし at 2011年10月20日 10:25
むしさんのベストテンますます楽しみになってきましたね。

私はアルバムの中から選ぶ所まではできますが後の順位付けがなかなかできませんね〜昔ハマらなかった曲に今ハマってるし、いま全部の曲が聞けないのもつらい所ではやくOMFが発売になってほしいのに、予約率のびませんね。

「国際音譜出版社」のはみたことないのでむしさんが画像載せてくれてうれしいです

KMPのは持ってます。いまヤフオク出てますよね、高いけど。

あとドレミ楽譜出版のペガサスの時の顔がこっちむいてる表紙のをもってます。これが中身の楽譜と歌詞が手書きなんですよ。

「セーリングドリーム」のアルバム1枚だけ収録したもの、これを持ってます、エイプリルミュージック発行全音楽譜出版社の想い出のサマーソングがタイトルになってるやつ、前の2冊はギター弾き語りになってるけど、これはギターとは書いてないのでなんの楽譜なんだろう?

弾けもしないのに楽譜買っておんなじような見たことある写真ばかり使われてるので、高いし後のは買わなかったんですがいろんな会社から出てたような気がします
Posted by まだみん at 2011年10月20日 14:08
学校祭の件ですが、自分が通っていた高校(札幌旭丘高校)に五十嵐が来たのが、高校1年、つまり1985年だったと思います。確か、次の年、1986年に藻岩山山頂で、夜中に五十嵐がライブをしていて、見に行ったのですが・・・。活動停止の時期なのに、確かに変ですよね。自分は、五十嵐の中古アルバムを4プラ近くの「レイコウ堂」(漢字は忘れました)で買いました。今年の初め、五十嵐のレコードを聞きたくて、かけようと思ったのですが、プレーヤーが見当たらなく、ネットオークションで買いました。自分が多感な時期に、最も聞いた歌手が五十嵐だったので、懐かしかったです。今でも、メロディーを聞けば、ほぼ歌えます。
Posted by まっちゃん at 2011年10月20日 19:34
まだみんさんへ

今し方ヤフオクでkmpの楽譜見ました。\3000かぁ。高いなw。これ持ってたんですよ。余りにも使い込みすぎて、ページはバラバラになってしまいました。この電柱にある「すながわ」ってのは覚えていたので、砂川駅前で撮った写真と思いこんでいましたが、こりゃ駅前じゃなさそうですねぇ。あまりにもボロくて。

ドレミからも出てたんですね。ドレミ出版は、今はちゃんと活字になってますが、昔はどのミュージシャンの楽譜も手書きのようなスタイルで書かれていました。僕は長渕剛などいろいろ持っていましたが、すべて手書き風でしたね。

セーリングドリームはエイプリルミュージック発行全音楽譜出版社ってゆーとこから出てたんですね。おそらく僕が小学生・・・だったと思うんですけど、楽器屋さんでみつけた想い出がありますね。これは、きっとギター用の楽譜ですよ。ヤフオクで出てたら欲しいなぁ〜。けっこう貴重だと思います。

>弾けもしないのに楽譜買っておんなじような見たことある写真ばかり使われてるので、高いし後のは買わなかったんですが・・・

でもファンだと買っちゃうんですよね。写真なんか、ホントみたことあるやつばっか。五十嵐は写真すくないんじゃないかなぁ。ブロマイドとかはあったと思いますけど。でも、僕のもってる国際・・・出版のも、きっとファンならもってそうな写真ばかりだと思いますよ。表紙がミルクレディのジャケットと同じですしね。

Posted by むし at 2011年10月20日 23:21
まっちゃんさんへ

な、な、なんと!札幌でしたか。まっちゃんさん。
しかもガオカ。頭いいんですねぇ〜!僕は手稲です。
ガオカに五十嵐がきたんですね!へぇ〜知らなかった!手稲は有名人なんて学祭で来ませんでしたから、ホント羨ましいです。きっと学祭の頃は活動の終わりかけの頃で、藻岩山は活動休止時代、実は札幌ではそのようなイベント活動はしていたって感じでしょうね。

藻岩山の山頂って、ロープウェイで上がるところですよね。あんな風の強いところでやったんですね!!うちの墓は藻岩山にあるんですよw

いやいや、ドンパ発見!って感じですけど、同じような経験を札幌でしているまっちゃんさんを知ることが出来て嬉しいですよ!!!
Posted by むし at 2011年10月20日 23:27
むしさん、こんにちは。
わが社も零細企業ですが、しっかり節税するようにしていますよ!「わざと税金を多く払う」という方はとても立派ですが、間違いなく少数派でしょう。
むしさんの方が普通ですよ!
だって38万円あったら、オーダーメイドファクトリーでCD BOXを36セット予約できて、きっとCD化目前までいけるもの!

ベストテンのパタパタ・・・っていうボード、懐かしい!

この曲が一番で終わっている理由は、私が考えるに「作詞が五十嵐さんだから」では?
今はどうかわかりませんが、当時の五十嵐さんは作詞は作曲と比べて得意ではなかった気がします。
五十嵐さんの曲は、五十嵐さんが短い詩をつけたデ
モテープの曲に、作詞の方がちゃんとした形式で作った詩をつけるというカタチが多いと思います。
ということで作詞が五十嵐さんのままの「バイバイ」や「幸せ色のなみだ」は曲が短かったり、詞がきちんと1番・2番という形式になっていなかったりのような気がします。
なぜ、ほかの曲は作詞家さんや大杉さんの詞がつけられているのに、五十嵐さんの詞のままの曲があるのかは、わかりませんが。五十嵐さんの詞のままのほうが曲のイメージにあっていたとか、アルバムに1曲ぐらいは本人の詞の曲をいれておこう、とスタッフの方々が考えたからなのか…。
ぜんぶ勝手な推測ですが〜。
Posted by MAY at 2011年10月22日 10:47
MAYさんへ

節税ってけっこう税金のこと知らないとできないですね。僕はあんまり詳しくないので、税理士に任せっきりで、税理士を信用しすぎ・・・というか、税理士にコンサルタントの役割を期待しすぎたバチが当たったのです。あくまで、会社の責任者である自分に欠陥があるのは明かですね。これからは、もっと自分で調べて、考えてやるという教訓になりましたよ。

ファンとしては、五十嵐が作詞だと嬉しかったりもするんですけど、やはりプロの作詞家のフレーズ、インパクトってのは、すごいものがありますね。
メロディーメーカーの人は、けっこう作詞にウトイことが多いのですが、僕はもったいないと思います。
だから、五十嵐ももっと作詞を一杯やって、デモテープの曲から、いい詩をあてがってほしいなぁ〜って思いますよ。

でも、五十嵐の詩もいいですよ。「君のそばにおいてほしいだけ」なんて、当時の歌詞としてはけっこう斬新だったと思います。
Posted by むし at 2011年10月23日 00:03
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